紙風船の歴史は古く、
明治24年頃、
登場したと言われています。
かたちには
現在私たちがよく目にする丸型と、
富山の薬売りさん達が
子供たちへ薬のオマケとして配った
角型の2種類があります。
スタンダードな丸型
↓
越中富山の薬売り角型
↓
紙風船は、
昭和の初期まで
たくさん生産され
駄菓子屋さんなどで
子供たちに愛されてきましたが、
時代の流れとともに
衰退していき、
現在では
あまり見かけることが
なくなってきました。
しかし、
見かけることは
へったものの、
現在では
ノスタルジックな気分にさせてくれる
懐かしアイテムとして、
老若男女問わず
愛されています。
また、最近では
精巧なつくりをした
ユニークな紙風船もたくさん登場しており、
芸術的にも
インテリアとしても
私たちの目を楽しませてくれています。
ユニークな紙風船
↓
また、紙風船を膨らませて、
壊れないように優しく叩いてうちあげることから、
五感を高めてくれるアイテムとして、
介護施設などで
リハビリに使われることもあるようです。
そんな紙風船は
これからも変わらず、
日本人の心をくすぐるアイテムとして
存在し続けることでしょう^^