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一億進軍の時来る スパイは汽車に井戸端に
■形状:角型
■重さ:0.85g
■サイズ:1辺約6.2~6.5cm
■戦前・戦中の紙風船。開戦、スパイについて言及されている。
吹き口です。
「一億進軍の時来る」と書かれています。
日本人が一丸となって進軍しよう!という意気込みでしょうか。
「スパイは汽車に井戸端に」
当時は一般人にも「スパイに注意するように」という呼びかけがあったようです。
汽車に乗車の際、そして井戸端でも気をつけなさいと。
女性や子供達に喚起しています。
膨らました画像です。
当時は紙の裁断、糊のつけかたが適当ですので、
正方形にはなりません・・・。
「一億進軍の時来る!」
「スパイは汽車に井戸端に」
「ポッポ ヾ ト ト ン デ コイ」
「オテラノ ヤネカラ オリテ コイ」
「マメヲヤルカラ ミナタベヨ」
「タベ テモ スグニ カヘ ラズニ」
こちらは、
岩波文庫の日本唱歌集によりますと
鳩ぽっぽ
鳩ぽっぽ 鳩ぽっぽ
ポッポポッポと 飛んで来い
お寺の屋根から 下りて来い
豆をやるから みなたべよ
たべてもすぐに かえらずに
ポッポポッポと 鳴いて遊べ
という詩の抜粋のようです。
戦中 軍隊 紙風船に比べると、まだまだ戦時色の濃くない時期につくられたのかも
知れません。